葉酸はいつまで飲み続けたらいいの?

葉酸には様々な効果があります。よく知られているのは、妊娠初期に摂取することによる先天性異常のリスクの低減。では、その効果を得るためには、いつからいつまで飲むのがよいのでしょうか。

葉酸はいつからいつまで飲めばよい?

胎児の先天性異常の多くは、妊娠10週目までに発生すると言われています。そのため、妊娠する1ヶ月前から妊娠3ヶ月頃までは葉酸が不足しないよう、十分に摂取することが大切。

しかし、妊娠3ヶ月頃までというのはよいとして、妊娠1ヶ月前というのはいつになるのか誰にもわかりませんよね。

しかも、葉酸を飲んだからと言ってすぐに効果が出るわけではなく、2~3ヶ月程度時間が必要とも言われています。

つまり、妊娠を考えている女性は、すぐにでも飲み始めることが必要なのです。

では妊娠してから飲み始めるのでは遅いのでしょうか。
その答えは「No」。

妊娠してからでも、葉酸は積極的に摂取する必要のある重要な栄養素です。

先天性異常のリスクを下げるという目的であれば妊娠前から飲み始めるのが効果的ですが、葉酸の効果はそれだけではありません。

造血作用があったり、細胞分裂を助ける働きがあるなど、妊娠中には役に立つことばかりなのです。

妊娠中以外にも飲んでいい?

葉酸の効果は、妊娠中の女性に対するものだけではありません。子宮の回復機能や細胞分裂を活性化する働きは、産後・授乳中の女性にとってもよい効果をもたらします。

妊娠前の女性にとっても、貧血の予防になることや、最近では美肌効果も注目されてきています。
そして、葉酸が不足すると子宮頸がんになりやすくなってしまうのです。

葉酸は食事から取るだけでは吸収率が低く、なかなか一日の必要量を摂りいれることができません。そのため、栄養補助食品などを活用して、1日の推奨量である400μgを摂取するよう心がけましょう。

なお、葉酸サプリは食事に比べて吸収率が高いので、1日の目安量を守り、上限値である1,000μgを超えないように注意が必要です。